こんばんは。たなかけんじです。
さて、今日は就活新聞ではなくて長編記事です。
最初に書いておきますが、今回の記事は就活生にとっても少し厳しめの話も書いています。同じ社会人側の方でも賛否両論あるかもしれません。だからこそ、いろんな人に読んで頂き、いろんな意見がもらえたら嬉しいなぁと思ってます。
コンテンツはこちらです。
ツイッターに溢れる就活生の生の声
ツイッターでいろんな就活生と話をしていると、また、ツイートを見ていると、学生目線の企業の見方や就活の実情がよくわかります。
Newspicksとか他のメディアも見てるんですが、特にツイッターは学生たちの本音や情報がたくさん詰まっているって実感してます。
就活に関して評価している点、不満に思っている点がはっきり表れるから怖いなぁと思うことも。
評判の良いところでいけば、カゴメの選考落ち時の神対応。
不採用やった人に対して自社製品をたくさん送ってくれるみたいです。
こういうのって嬉しいですよね。
良い意味で予想を裏切るってこういうことやなぁと。
他にも、インターンでいえば、事業所内の長期間インターン。
面接でいえば、きちんとフィードバックがもらえる会社って評価が高いですね。
どれも評価されて当たり前の気もしますが、そこまでできている会社は多くないっていうところでしょう。
逆に、評判悪いこと、不満に思っていること。
残念ながら、どうしても悪い情報の方が目につきますね。いろんな悪い情報がある訳なんやけど、その二大巨頭が『サイレントお祈り』と『オワハラ』やと思います。
とにかくこの二つに対する評判は悪いし、社会人アカウントの方で怒ってる人もいたりとか。
ちなみに、『サイレントお祈り』って何?『オワハラ』っておいしいの?って方はご参考にこちらをどうぞ。
就活生はお客様じゃない
さて、たくさんの意見を見てて思ったんですけど、こういう就活生達の主張って、一見ばらばらに見えて明確な一本の軸が通っているのかなぁと。
学生さん達が言いたいことって、「自分たちを丁寧に扱え!」じゃないですかね?
(すこし雑な言葉遣いにしましたが、間違ってない気がしてます)
よく言われることですが、多くの就活生は就職を学生生活の延長線上で捉えていると思います。
その典型が就活偏差値ですね。(今回は本筋ではないので詳細は割愛)
ところが、そこには社会人と学生の間には大きな大きな溝がある。
というか、完全に立場がちがうんだと思ってます。
一部の積極的な学生さんを除いて、ほとんどの学生さんが、学校に満足させてもらう「お客様」。
ところが、就職して社会人になった瞬間からあなたはお金をもらって働く立場になる。労働というサービスを提供して満足させる「提供者」になるわけ。
これって180度逆の立場になるってことですよね。
その意味で就活生ってちょうど「お客様」と「提供者」の転換点にいるんやと思います。
少し立場を変えて、企業の立場から考えてみましょう。
就活を始めた時、学生さんを大事な大事な「お客様」として扱います。
だって、たくさんの学生に応募してもらうことが優秀な提供者の採用に繋がりますから会社側は必死に対応するわけです。
ところが、あるタイミングで扱い方をお客様から提供者に切り替えます。
どのタイミングで切り替わるかっていうと、たぶん合否を出すタイミングなんやろうなと。
そして、それってすなわち、サイレントお祈りやオワハラが起こるタイミングなんかなぁと思うわけです。
さっきも書いたけど、就活生の不満や満足の多くは、「自分が丁寧に扱ってもらえているか」に起因している気がします。
今までの延長線上でお客様として扱って貰えることが幸せだと。
ところが、内定を出す(またはお祈りする)タイミングで学生は「お客様」ではなくなる。
今までのお客様扱いはどこにいってしまったの!?って驚きますよね。
「就活においてはお客様ではなくなるけど、今後サービスを利用するという意味で、引き続きお客様。だから、大切に扱うべき」っていう考え方も非常に良く分かります。
だからこそ、(多くの個人消費者相手に商売をしている)カゴメは応募者に対して神対応をする訳ですよね。
どちらの方が会社にとってメリットがあるのかどうか、周りから言われなくたって会社側は真剣に考えています。
企業だって慈善活動をやっているわけじゃない。株主の為、従業員の為に利益を上げる必要がある中で、合理的(と思われる)行動をとっているわけですからね。
もちろん、考えた結果、対応を間違えている会社もあると思うし、オワハラやサイレントお祈りなんか無くなればいいとは思っていますけれど。。。
お客様であることの問題点
さて、ではお客様のつもりでいると何が問題なのかって話を少しだけしておきます。
一番は受け身であること。
残念ながら黙って待っていても誰も情報を教えてくれません。
7月にはインターンの選考が本格化していますが、それにすら気が付いていない学生さんがいるわけで。
分からないなら自分から情報を取りに行く。
インターネットにはいくらだって情報が転がっているわけやから、あとはあなたが自主的に動けるかどうかだけです。
就活は決まった答えがない世界やから早くから動き、自分の頭で考えてみてください。
まずは就活の目的を決めることを意識して動いてみてください。
その理由はこちらに書いてありますのでぜひ。
オワハラって何が問題なんやっけ?
少し話が変わりますが、ここではよくやり玉にあがる「オワハラ」についてもふれておきますね。
「うちに決めないと内定あげないぞ!ぷんぷん!!」ってやつです。
これってどこが問題なんやろうって考えてみたんですね。
というのも、そんな対応、転職では当たり前じゃないですか?
どこの会社もだいたい一週間程度で回答くださいって言われるみたいですね。
その事実を問題視してる意見ってみたことあります?
僕は見たことがなくて。
なんで問題にならないんやと思います?
たぶんですけど、納得いかなければそんな会社断ればいいからなんじゃないですかね?
そして、社会人ってそんなもんやとみんな思ってるからじゃないかなぁと。
そう考えると、就活のオワハラ問題って、その行為単体ではなくて、それまでの
お客様扱いからのギャップ、態度の急変にあるような気がします。
就活生に覚えておいてほしいこと
さて、長々と書いてきましたが、そろそろまとめに入ります。
ここまで長々と、そして、少し学生さんに厳しい書き方もしましたけれど、この記事を通じて学生さんに覚えておいて欲しいことは1つだけです。
『あなたはもうお客様じゃない』
少し補足だけ補足しますね。
・就職するってことは、お金を払ってサービスをうける立場から、お金をもらってサービスを提供する側に変わるってこと。待っていても何も得られません。
・たくさんの人に応募してほしい企業側は、最初は学生のことをちやほやしてくれます。でも、勘違いしないこと。そして、油断しないこと。
・ 企業側だって真剣。 落ちる時は突然ばっさり切られる。内定がでたら、他の企業の選考辞退をせまられることも少なくない。
これを意識して就活に取り組んでみてください。
そうすれば主体的に物事が考えられると思います。
就活で失敗する人、たくさん見てきましたが、自分の頭で物事を考えられない人、動けない人が苦労します。
そうならないように、繰り返しになりますが、お客様気分で与えられのを待つのではなく、自分で考え積極的に動いてみてくださいね。
そして、動いてみて分からないこと、気になることがあったらOBはもちろん、ツイッターにたくさんいる就活アドバイスしている方々に助けを求めてみてください。
みんな親身になって助けてくれると思います。
ちなみに気を付けて欲しい相談相手についてはこちらで書いています。
少し長くなりましたが、最後まで読んでいただいた方、本当にありがとうございました。
どんな些細なことでも構わないのでみなさんの意見を教えてもらえると嬉しいです!
ではでは。
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